補助金だけじゃない!中小企業支援制度の賢い活用法― GビズIDのログイン方法が変更されました ―
Relyne(リライン)会計事務所の永野です。
今回のテーマは、「補助金だけじゃない!中小企業支援制度の賢い活用法― GビズIDのログイン方法が変更されました ―」です。
はじめに
補助金申請などで使うGビズIDは、複数の行政サービスに共通で使える事業者向けIDです。
2025年12月17日から行政サービスへのログイン方法が変更されました。
今後の手続に備え、ポイントを整理します。
GビズIDのログイン方法が変更されました
2025年12月17日以降、GビズIDで行政サービス(e-Gov、Jグランツ等) にログインする際の認証が変更されています。
これまでのSMSで受け取るワンタイムパスワード方式は利用できなくなり、今後は次のいずれかでのログインが基本となります。
- GビズIDアプリ認証:アプリで承認
- メール認証:ワンタイムパスワード入力
※ アプリ認証を利用中の方
特に対応は不要。これまで通りログインできます。(追加でメールOTPを設定することも可能)
※ SMS認証を設定中の方
SMSでは行政サービスにログインできなくなったため、アプリ認証または、メールワンタイムパスワード認証のどちらかを設定する必要があります。
そもそもGビズIDとは?
GビズIDは法人・個人事業主向けの共通認証システムで、1つのアカウントで複数の行政サービスを利用できます。
補助金申請や各種計画の認定申請、社会保険手続き、営業許可申請などをオンライン化でき、対応サービスは年々拡大しています。
電子申請は難しく感じても、補助金申請には不可欠なため、この機会に理解を深めて活用していきましょう。
電子申請のメリット
<いつでも・どこでも手続きできる>
インターネット経由なので、原則24時間365日、自宅や職場から申請できます(※メンテナンス等で停止する場合あり)。
<時間やコストを削減できる>
役所へ行く移動時間・交通費が不要になり、郵送の切手代などもかかりません。
<情報入力の手間を減らせる>
企業概要や財務情報など、過去の申請で入力した情報を自動転記で再利用でき、入力負担を軽減できます。
<押印(ハンコ)が不要になる>
ログイン時の認証機能で申請者確認を行うため、書類への押印が不要になります。
GビズIDでできること
いままでは法人・個人事業者の確認手段として電子証明書の取得(有料)が必要でした。
しかし、GビズIDを取得すること(無料)で、電子証明書なしで電子申請が可能となります。
現在、GビズIDアカウントで利用できる行政サービスは拡大中であり、今後も広がる見込みです。
【利用可能行政サービス一覧】
- jGrants(経済産業省・補助金申請システム)
- デジタル化・AI導入補助金(経済産業省・中小企業庁・中小機構)
- 事業継続力強化計画電子申請システム(中小企業庁)
- 社会保険手続きの電子申請(日本年金機構)
- 保安ネット(経済産業省)
- DX推進ポータル(経済産業省/IPA)
- 経営力向上計画申請プラットフォーム(経済産業省 ほか)
- 農林水産省共通申請サービス(農林水産省)
- 食品衛生申請等システム(厚生労働省)
- e-Gov(総務省)
まだ取得していない場合は早めの準備を
GビズIDは「必要になってから」だと間に合わないケースがあります。
特にプライムは発行に時間がかかるため、補助金や行政手続の予定がある場合は前倒しが安全です。
日常的に手続を行う会社ほど、早めに社内で「どの認証方式を採用するか」も決めておくと運用が安定します。
▼詳細はこちら
デジタル庁「GビズID」アカウント作成
最後に
GビズIDは補助金申請だけでなく、複数の行政手続に共通で使えるIDです。
取得・認証設定を整え、手続を止めない体制を早めに準備しましょう!
